更別での毎日。

更別診療所 後期研修医の岩上です。

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 帯広の病院で2年間の後期研修後、こちらに赴任しました。前の病院が病床数750の大病院だったこともあり、診療所に来てからいろいろな面で生活が一変しました。更別での生活を少しご紹介させていただきます。

↓更別村の典型的風景はこんな感じ。

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東京から帯広に来たときは空の広さに感動しましたが、ここはさらに空が広いです!!
ポテトチップスのCMの世界が普通に広がっています。(ポテチ工場も近くにあります。)
 

 従って、野菜も美味しい!!

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当然、患者様も農家の方が多く時々お野菜を頂くのですが、本当においしいです。

酪農、畜産も盛んで、乳製品、肉も新鮮。さらにてんさいも栽培されており砂糖まで地元産です。

 そんな中で幸せをかみしめつつ、日々を送っているわけですが、診療所で働く『家庭医』の仕事は、『病院総合医』とはいろいろな面で違っています。
 

 まず、患者様だけでなくご家族と医師・スタッフが顔見知りです。そのため、時に病気の背後にある生活や人間関係まで思いをはせつつ診療を行います。

(私自身はこちらへ来てまだ半年なので把握できていないことも多いですが、所長やスタッフの方々は大部分の患者様と顔見知りだったりします。)

 また、子供から老人まで患者層が幅広く、予防接種や小児・高齢者検診、訪問診療などの業務があります。

保健福祉課や介護施設のスタッフさん達、学校・保育園の先生達とも顔見知りになり、子供の成長や、高齢の患者様のケアについて手厚くフォローすることができます。

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(↑医局)

 教育面でも手厚く、優秀な仲間に恵まれ幸せな環境で毎日過ごしています。(課題が多くて首が回らない日も多いですが・・・。)

医師として今後の課題は尽きませんが、ここでの生活を存分に楽しみたいと思います。

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