
いい医者ってなんだろう??
-の前に大切なこと。
あなたはどんな医者になりたいですか?良医になりたいですか?それはどんな医者なのでしょう?
良医の定義は当然、目の前の患者さんごとに千差万別でしょう。
家庭医の特徴を一言でいえば「長く身近にいてすべてにかかわる」ということです。さらに言えば「時に治し、しばし和らげ、常に癒し、望むべくは予防する」ということです。また「町医者のプロ(町ではなくて村でも島でも市でもいいですが)」、「患者さんの望む生き方を支える」、「生き方を支えるなかで、家族も支えるし地域も支える」など言えるのではないかと私は思っています。そしてこのような良医を提供できるモデルが家庭医だと感じています。
しかし、「いい医者である前に」大事なことは、「人間としていかにあるべきか...」だと私は思っています。
その人間力を磨き、器を大きく深くしていくことが、家庭医としての成長へもつながっていると感じています。
まずは気軽に見学に来ていただければ
嬉しいです。
家庭医ってどんな医者だろう…どんな感じで働いているのかな?とここまで読んで、少しでも感じた、あなた!
Seeing is Believing. まずは気軽に見学に来ていただければ嬉しいです。
初志を大切にしながら、
更なる経験と学びを重ねる日々へ
なぜ、皆さんは家庭医に興味があるのでしょうか?もしくは、なぜ家庭医になりたいと思っているのでしょうか?
これらの初志は後期研修中はもちろん、その後の家庭医の道を歩む上での大切な"道しるべ"になる/なっていると思います。
私にも大切にしたい初志があります。
丁度医学部4年生の時に、たまたま出た教官向けの講義で「家庭医」の存在を知り、地元の診療所の見学に行くことになりました。そこでは、地域に必要とされる医療の実践のみならず、素晴らしい指導体制と研修環境が整っていました。そこでの出会いや、その後の経験から得た「家庭医/家庭医療指導医として成長し、地域と日本に貢献したい」という思いは、私を北海道に運び、初期・後期研修の5年間でも重要なモチベーションとして支え、現在のフェローへと導いてくれました。
それはその当時から、日本では臨床医としての家庭医のみならず、教育者として研究者として、もしかすると経営者としての家庭医が求められている時代だと感じたからです。
フェローシップでは、家庭医としての臨床・教育だけでなく研究や運営にも経験と学びが積み重なる日々になっています。家庭医として日々の臨床を深め、学生・研修医の教育から指導医としての自分を振り返り、研究に臨む時間からは家庭医療の領域の可能性を感じ、運営では経営面だけでなく自分へのリーダーシップとチームワークについて考えます。
"家庭医は自分の経験全てが患者を癒す資源になる"
学生時代にあるレジデントの先生から教えてもらい、フェローシップの日々で実感する言葉です。
フェローシップはあなたと出会う患者さんを癒すための資源として、あなたの初志を核にした、あなたらしい家庭医として成長するため、必要な立場、時間、仲間が準備されている二年間となっていると思います。
理想も現実も含めて、楽しさも厳しさも交えて、是非一緒に学びましょう。
興味のある方、なりたい方は、まず学会主催のセミナーや、身近な診療所(PCFMネット)、
家庭医療後期研修プログラムを見学してみてください。
家庭医は、昔ながらの医師本来の機能を発揮し、そのやりがいを肌で感じられる仕事だと私は思っています。折に触れて患者さんとの有意味な関わりを実感できる瞬間があります。
それは自分の経験する、結婚、育児、親の介護等、人生が進むにつれて、それが診療に生きる瞬間なのかもしれません。
一生勉強、万事研修という側面を楽しみ、自分を成長させながら患者さんや地域に触れながら貢献することが好きな人にとってはふさわしい仕事ではないでしょうか?
また、そういった個人的な側面だけではなく、学問としても先人たちの積み重ねのお陰で厚みがあり学びごたえがあります。研究がまだまだ進んでおらず、やり甲斐も感じられる領域です。学問としての魅力も高い領域です。
そして何より家庭医は国際的にその役割の重要性が認識されているプロフェッショナルであり、国内でもそのキャリアが選択肢として十分整ってきております。従来とは違って、その道筋が確固たるものになってきました。
興味のある方、なりたい方は、まず学会主催のセミナーや、身近な診療所(PCFMネット)、家庭医療後期研修プログラムを見学してみてください。そして、できれば北海道家庭医療学センターにも足を延ばしていただけるといいなと思っています。