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伝統と進化に満ちたHCFMの後期研修へようこそ!

北海道家庭医療学センターから、家庭医になりたいあなた

  • 家庭医療の現場で家庭医の指導医から学びたいあなた
  • 学生時代から家庭医になりたかった初期研修中のあなた
  • 医師になって専門医として活躍しつつもやはり家庭医になりたいあなた
  • 出産や育児を家庭医の研修と両立したいあなた

10年以上の歴史を持ち、かつ先進的に家庭医療教育に取り組んでいる北海道家庭医療学センターの後期研修の紹介です。
このプログラムであなたも家庭医療専門医を目指しませんか?

後期研修委員会 委員長
上川医療センター 安藤高志

伝統的な研修プログラムの進化の過程として2010年度から3つの変化を遂げました。

  1. 都市型と地域型
  2. 各現場とHCFM標準®
  3. オンラインとオンサイト

これらそれぞれで、更に充実の学びに満ちた環境となりました。

1.都市型・地域型各一年間、計2年間の診療所ローテート

昨年度までは半年間の診療所ローテートでしたが、家庭医としての成長のコアとなる継続性と多様性のバランスを追求した結果、都市型・地域型各一年間のローテートになりました。
後期研修中は、結婚・出産などのライフサイクルの節目も多く、それに対応できる環境としても機能する一年間となります。

2.現場ならではの学びと、HCFM標準の教育の提供

それぞれの診療所で学べることの内容が少しずつ変わります。
例えば、救急が多い診療所もあれば、福祉との連携が厚い診療所もあります。この「現場ならではの学び」こそが大切な家庭医としての成長の糧になると私たちは考えています。
その一方で外来ビデオレビューや家庭医療コアカンファレンスなどの必要な家庭医療の教育プログラムは「HCFM標準」としてどの診療所でも提供できる体制が整いました。

3.レジデントと共に成長するレジデンシー

指導医参加の下、同期が集まって振り返りや家庭医らしい学びのディスカッションをするオンラインのカンファレンス(S1・S3FaMReF)が毎月開催されます。
それぞれの現場ならではの学びを交換する濃密な時間となります。指導医のサポートを受けながら、レジデントが主体となったオンサイトの家庭医療セミナー(札幌FaMReF)が開催されます。家庭医のコアプリンシプルや日常診療のアップデート、ポートフォリオ発表などレジデンシーそのものが成長する二日間が二ヶ月に一回にあります。

すべてはあなたが家庭医として生きる3年間のために

北海道家庭医療学センター(HCFM) の家庭医療学専門医コースは、初期臨床研修修了後、もしくは家庭医を志す全ての医師向けの家庭医療学専門医を目指す後期研修プログラムです。

1997年、日本で初の家庭医療学養成のコースとして設立。以後、2010年3月までに32名を専門家庭医として日本国内に送り出してきました。この家庭医療学専門医コースの特徴はなんといっても、家庭医として生きる環境が整った研修プログラムである、ということにつきます。

そのための環境

  • HCFMの発展の歴史の中で、あなたが家庭医らしく働き、そして学べる現場として都市型・地域型の診療所が6箇所あります。
  • あなたの教育のために、家庭医療を実践し、家庭医として生きている13名の指導医がいます。
  • あなたの研修環境にストレスがないように手厚い事務体制と学習支援システム(引越し代やPC連合学会と冬期セミナーへの出張旅費支給など)が構築されています。
    *育児中の女性医師には当直が免除され、就業時間の短縮が可能です。

この時間をかけて熟成されてきた環境をベースに、家庭医としての必要な知識・技術・態度を養成する3年間を提供します。

家庭医のコアとなる多様性と継続性の学べる研修プログラム

HCFMの家庭医療学専門医コースは 特定非営利活動法人 日本家庭医療学会の指定する「認定研修プログラム」に準拠しています。

核となる3つの特徴

  • 質の高い家庭医療の実践・教育と、その発展への貢献というHCFMのミッションを達成しながらの研修
  • 多様性と継続性のバランスが取れた都市部と郡部の一年間の診療所ローテート
  • サイトごとの教育とTV会議での教育プログラム、そして年6回の宿泊研修という診療所とオンライン教育環境の充実

研修ローテートのパターン

北海道内の都市部・郡部の診療所1年単位で2年間ローテートし、北海道内の複数の研修協力病院において1年間の一般内科、小児科の病棟研修を行います。
家庭医として仕事をしながら「家庭医としていきること」を実践的に研修します。(表1)

表 1 ある研修医二人の3年間のローテート例

 
研修医Aの場合
研修医Bの場合
後期1年

本輪西ファミリークリニック:室蘭市

更別村国民健康保険診療所

後期2年

勤医協中央病院(総合内科)
勤医協札幌病院(小児科)

江別市立病院(総合内科、小児科)

後期3年

寿都町立寿都診療所

栄町ファミリークリニック:札幌市


病棟研修施設は、細かく専門分化していない、一般の内科・小児科として地域のニーズに応える道内有数の病院と協力。
診療所研修施設はHCFMコアサイトをはじめとしてまさしく良質の家庭医療を実践している施設ばかりです。

どの研修施設も医師の育成に関心を持ち良い指導体制を持っております。

都市型や地域型で、多様な家庭医療の現場を経験することにより重要な価値観を身につけることができます。

また、すばらしいロールモデルや先輩、同期と出会えることもこのコースの特徴のひとつと言えます。

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どのような研修が、あなたを待っているのか?

家庭医としての成長を支える現場

 

スキーはスキー場でなければ学べないのと同じように、家庭医療もその現場でなければ学ぶことができません。

HCFMの現場では、家庭医としての経験するべき出来事があなたを待っています。
現場でのひとつ一つの経験の意味を共に振り返り、家庭医としての力をつけていきます。

そのためにHCFMでは3年間を通じて家庭医療を実践している現場での教育を継続することを重要視しています。
 具体的には赴任後は1例1例、指導医と相談しながら診療しますが、研修医の成長に応じて徐々に診療に責任を持つようになり、研修の最終学年時にはほぼ独立して診療を行い必要時のみ指導医からの指導をうけるようになります。

見習いが職人に成長するように、家庭医としての現場と蓄積されたノウハウがこのような成長を支えています。

自分の家庭医としての位置を知るための、目標設定・評価とフィードバック

目的地に向かう船には海図とコンパス、そして舵取りが必要です。

HCFMではこの海図が目標設定にあたり、研修の序盤、中間に指導医す。コンパスとしては日々のカンファレンスでのフィードバックや、任されたするアドバイスがあります。

舵取りは月毎の振り返りでの自己評価、指導医からの評価で進む方向が出来、あなた自身の家庭医としての自身と成長を支える力になります。

この「自分自身を振り返り、自身の成長を促すことができる」ことは家庭く上で非常に重要な能力です。

HCFMでは指導医の支援を得て、定期的かつ非公式に「振り返り自身のう重要な能力を学んでいきます。

もう一つの学びの場 遠くても近くにあるHCFMネットワーク

 

北海道は広く大きい大地です。
そこで散らばる仲間とのコミュニケーションがHCFMのかつての課題でした。

現在はTV会議システムとWebツールを用い、密なコミュニケーションが可能となり課題が解消されています。遠隔学習やTV会議はもちろん、HCFMの知のアーカイブをクラウド化して共有するシステムも取り入れています。

Web技術が発展している時代の先進性と、伝統的な家庭医療教育を融合させた新たな研修環境が2010年度から開始しています。

毎月1回TV会議とWeb2.0ツールを利用して同期との振り返り、家庭医療レクチャーが診療時間内から確保されています。

また診療所を越えたプロジェクトチームの活動もこれらのTV会議ネットワークで行われ、貴重な学びの経験となります。

遠くで家庭医をしている先輩、同期が身近に感じるシステムは、現場での学びを更に充実したものとなる支えになっています。

プロジェクトで学ぶ 家庭医としてのもう一つの能力を身につける機会として

HCFMでは研修医は様々なプロジェクトを担当します。

どれもが臨床以外に求められる組織経営や生涯学習など家庭医としてれる機会になります。

例えば地域住民向けの講演会の企画と実施、あたらな禁煙外来の導入の診療の質改善、待合室の快適化、指導医が学会やセミナーなどで開催プの企画と実施など・・・ 。社会に生き、社会に貢献する家庭医として必要ルや多職種協働のための経験を提供します。

診療以外のプロジェクトを責任を持って担当すると、様々な人と協力する組織の一員としての働き方の重要性を学ぶことが出来ます。

 

離れているからこそ、直接会うときの学びが加速する二日間

HCFMではこの2010年度から、年6回1泊2日の家庭医療セミナーを開催しています。札幌開催が中心ですが、温泉やリゾート地での開催も予定しています。
現場から離れて、レジデントの一同が集い、家庭医に必要なレクチャーやWSはもちろん、レジデントそれぞれの学びの共有の時間を企画しています。
指導医のみならず、同期や先輩後輩との懇親を深めるイベントや飲み会も行われ、公式にも非公式にも学びが深まります。
モチベーションを保ったり、キャリアの相談をしたり、家庭医として生きるための学びや機会に満ちた濃密な二日間です。 
*セミナーに関する交通費宿泊費は法人負担で、各研修先での当直もフリーになります。 

自分らしい家庭医になるための一ヶ月の選択研修に全てのサポートが準備されています

HCFMでは、一ヶ月間の自由選択研修期間が準備されています。
国内外問わず自分のニーズに合わせて、技術研修や他の優れたプログラム、海外での学びの機会を準備しています。
給与面や、選択研修に必要な交通費・宿泊費にも一定のサポートがあり、あなたらしい家庭医のための成長を大きく伸ばす一ヶ月になるための体制が組まれています。
(写真は筆者が定期的に参加していた北部東京家庭医療学センターのレジデントデイです。)

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研修施設の紹介~HCFMが直接運営するコアサイト~

HCFMが直接運営するコアサイトを紹介いたします。

本輪西ファミリークリニック

HCFMの原点として11年の歴史を持つ同クリニックは、室蘭市の本輪西地区(人口1万人強)の地域医療を担うと共に、伝統的に研修医教育の中心としての役割を果たしてきました。 これからの日本の都市型家庭医療では欠かせない、多くの医療・介護機関との連携による外来・訪問診療を、実践を通じて学びます。

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更別村国民健康保険診療所

更別村は北海道の十勝地区にある人口3,400人の大規模農業の村です。 診療所は村唯一の医療機関であり、HCFM出身の指導医のもと赤ん坊から高齢者まで幅広い医療問題を取り扱いながら、保健師などの他職種、住民との密な連携のなか「地域をケアする」ことを学ぶことができます。

寿都町立寿都診療所

人口約3,800人の寿都町とその周辺地域を診療圏とした当診療所は、H17年4月に道立病院からの移管を契機に家庭医療の実践と教育の場として生まれ変わりました。 救急を含めた医療全般のみならず、保健師等との密な連携を元にした保健・福祉活動、様々な行政機関との協働の中から、医療の原点である地域包括医療を我々家庭医が中心となりシステム作りをしている真っ最中です。是非共にそこで学んでみませんか?

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上川医療センター

平成21年4月から新たな地域型サイトとなりました。10月には上川町立病院から上川医療センターという名前で診療所化を行っています。
人口4500人の高齢化を迎えている町ですが、層雲峡という観光地を抱え、歴史的な林業のみならず農業や畜産業でも新たなブランドを構築しつつある活気ある町です。
もともとの病院としての機能が、診療所化した中、家庭医療を基盤に新たな発展の第一歩を踏みつつある研修環境でやりがいに満ちています。

栄町ファミリークリニック

札幌という大都市で家庭医は何が求められているのか?

その挑戦が平成22年4月から東区の栄町ファミリークリニックで始まりました。

もともとは外科医院であったため、外科に強い家庭医としての基盤を構築するだけでなく、都市というコミュニティでの赤ちゃんからお年寄りまでの外来診療、そしてニーズの高い在宅診療が展開されつつあります。

札幌は家族と共に過ごすには郡部よりは便利な点もあり、医師のライフサイクルに合わせた研修環境としての重要拠点としての側面も併せ持ったサイトです。

北星ファミリークリニック

都市部で病棟をもった家庭医としての機能の可能性に満ちたサイト展開がこの平成22年4月から開始しています。

旭川という地で、家庭医としての外来だけでなく、介護療養施設を併設した病棟でのレスパイトケアや緩和治療も積極的に行える環境です。

また都市部での在宅診療のあり方を学ぶ経験も十分積むことができます。少しずつ発展を見せる近隣住民への外来診療だけではなく、旭川という地域を常に意識した病棟と地域を診る家庭医としての日々が待っています。

研修施設の紹介~研修協力施設群~

勤医協中央病院(内科)勤医協札幌病院(小児科)

札幌市内の総合病院。総合内科の研修を中央病院で、小児科の研修を札幌病院で協力頂いています。 大都市の病院でありながら北海道の地域医療へ熱心に取り組んでいる病院であり、医師の教育に対しても熱心に取りくんでいます。
内科ジェネラリストとしての総合診療部の複数の指導医だけでなく、患者さんの人間や人生に寄り添う総合病棟の看護師やソーシャルワーカーとの協働の中では、まさに“病棟家庭医”としての成長の日々が待っています。救急や検査手技などの経験も豊富に積め、ニーズに合わせてホスピスや在宅の場でも学ぶことができる病院です。

江別私立病院総合内科

札幌に近い江別市にある総合病院で、かつて内科医が0になるという事態から、梶井院長のリーダーシップのもと、総合内科を率いる阿部副院長の包容力と研修医の実地教育に全力を注ぐ濱口医師の奮闘の甲斐もあり、新たな姿として復活した病院です。充実した教育回診、症例検討会、外部講師も含む各種勉強会など、伝説の舞鶴市民病院を彷彿させる総合内科研修は全国でも指折りのレベルです。また、院長自ら小児科医として研修を監督する小児科研修では安定した研修が期待できます。

あなたの家庭医としての歩みは、まず見学から ~エクスターンシップのご案内~

HCFMは家庭医療に興味のある学生、研修医、その他の皆様を対象に、「エクスターンシップ」と呼ばれる参加型の見学研修を用意しています。
エクスターンシップは従来の施設見学と異なり、家庭医療学についてのレクチャー、家庭医の診療の模擬研修(クリニック外来、訪問診療、療養型病棟)、研修しているレジデント達への教育場面に同席するなど実際に現場を肌で感じて頂けることが特徴です。

北海道の地で家庭医療の指導医やレジデントと自分の将来や悩みについても相談できる、またとない機会になると思います。

img エクスターンシップ募集のページはこちら

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ご連絡・お問い合わせ:〒050-0065 北海道室蘭市本輪西町3-36-9
本輪西ファミリークリニック 北海道家庭医療学センター事務(担当:千葉)
電話: 0143-55-1212 FAX: 0143-55-3000 E-mail:info@hcfm.jp