とりくみ〜 地域活動

本輪西ファミリークリニック

4名の家庭医家庭医療外来と室蘭・登別全域の訪問診療・往診を実施

北海道室蘭市本輪西町3丁目36-9
TEL : 0143-55-1212

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地域活動

 旧本輪西サテライトクリニックでは、様々な地域の活動を12年間に渡って展開してきました。私たちが提供する家庭医療の中では、「診療所の壁を越えて」いく活動も大変重要と考えており、我々家庭医の重要な仕事の一つであります。その詳細は北海道家庭医療学センターのホームページにある「地域包括ケア」をご覧ください。
 新たな本輪西ファミリークリニックでも、もちろんこの伝統を引き継ぎ、今まで以上に地域の皆さんとふれあう機会を増やしていきたいと考えておりますので、ご期待ください。ここでは、いままでの活動の一端をご紹介します。

健康講座(町内会など)

 町内会から招かれて行う「健康講座」は私たちの地域活動の原点です。特に、クリニックのある本輪西町の町会館で12月に開催される「本輪西町会婦人部主催:暮らしの健康講座」はもう10年ぐらい担当させてもらっています。
 講座の演題は毎年様々で「脳卒中の予防」、「骨粗鬆症とは?」、「老年期のうつ病」など、比較的お年寄りの多い地域性を踏まえて、参加される町内の皆さんが関心あるテーマを1時間近くお話しします。また、医師以外にも看護師が講座の一部を担当するのが通例となっており、今までには足が弱らないためのリハビリ体操などを紹介してきました。
 講演の中では、驚きの表情、思わぬ笑い、暖かい拍手など、まさに地域の皆さんと私たち医療スタッフが一体となった雰囲気で、あっという間に時間が過ぎていきます。この地域でやっていて良かったなぁと心から思える貴重な時です。

ほっとねっとの会

 私たちのクリニックでは訪問診療を幅広く展開していますが、その際にいつも問題となるのは患者さんを支えるご家族の介護負担です。在宅患者さんには訪問看護師、ケアマネージャー、リハビリ、ヘルパーなどの様々な医療/介護のプロが関わっていることが多いのですが、やはり最も身近にいるご家族が果たす役割は小さくないのが現実です。場合によっては、この負担に耐えかねて、在宅での生活を続けられなくなることも珍しくありません。
 そこで、我々はそうしたご家族の皆さんが日頃の介護に対する思いを語ることができる場を提供したいと思い、3年ぐらい前から看護師が中心となって「ほっとねっとの会(介護家族の会)」を立ち上げました。近くのお寺の一室を借りて年に3〜4回開催し、毎回10名程度の参加がありました。普段一人で抱えている様々な介護への思いを切々と語る方、それをじっくり聞いて自分の介護経験を伝える方など、参加者同士が互いを励まし合う姿が印象的です。話すことで全てが解決する訳ではありませんが、せめて明日からも介護していこうという気持ちになっていただければ、これに勝る喜びはありません。

本輪西八幡神社秋祭りの救護班活動

 お祭りは本輪西が1年で最も華やぐ場面です。神社の前には屋台が並び、近くから老若男女が集い、普段はひっそりとした本輪西が往時の面影を映し出すかのようです。その祭りのハイライトはなんと言っても、神社の御みこしの町内巡行でしょう。本輪西町、港北町、幌萌町、高平町、柏木町などを1日かけて、御みこし行列が練り歩き、住民の皆さんの祝福を浴びます。
 私たちのクリニックではその行列の最後尾に救護班として往診車を配置し、医師と看護師が待機して、万が一のけがや事故に備えております。幸い、大きな事故に遭遇したことはありませんが、つい張り切って足首をねんざした担ぎ手の方に湿布や包帯を手当てしたことがありました。
 私たちにとっては、こうした地域の行事に貢献させてもらえる喜びと同時に、普段クリニックにかかってくださっている皆さんが、あちらこちらで手を振ってくれるのが何よりの楽しみです。そして、こうした行事の後は地域から信頼されるクリニックでありたいという気持ちがいつも高まります。

 以上、3つの活動を紹介いたしました。本輪西ファミリークリニックでは、こうした地域活動を更に充実させていきたいと考えています。もし、読者の方で良いアイデアがありましたら、ぜひ教えてください。ご意見/ご感想をお待ちしております。