▶ 2014年度業績

表 彰
原 著
T. Kusaba, K. Sato, Y. Matsui, S. Matsuda, T. Ando, K. Sakushima, T. Wakita, S. Fukuma and S. Fukuhara
“Developing a scale to measure family dynamics related to long-term care, and testing that scale in a multicenter cross-sectional study.” BMC Family Practice 2014, 15:134

加藤光樹
「終末期がん医療における在宅医療と病棟医療の費用に関する比較研究」
九州大学大学院医学系学府 医療経営・管理学専攻 専門職修士 学位論文 2015,p17
総 説
草場鉄周
・「人と人をつなぐコミュニケーション」治療 Vol.97.No.2:154-159
・「特集 これからの時代の在宅医療をはじめよう」編集担当 Gノート Vol.2.No.1:8-10

山田康介
・「北海道家庭医療学センター:FMカンファレンス」 治療 2015年,97巻
・「地域全体をみて」まちづくりに貢献する国保診療所を目指す 〜診療所新時代 今こそ診療所の時代! 第18回〜」地域医療 2015年,52(4):P340-344

中川貴史
・「地域コミュニティケアのノウハウ」北海道地域医療研究会会報 2014年
・「風邪症候群」,「気管支喘息」総合診療医のカルテ 中山書店
・「浮腫、腹水、胸水と輸液」jmed mook 在宅・看取りノート

中川久理子
・「プライマリケア医が行う地域ケアと連携」月刊レジデント 医学出版 2015年

松田 諭
・「特集:総合医のためのスポーツ医学ベーシックス 小児とスポーツ」総合診療 医学書院 2015年
・「特集:その気にさせる伝え方 地域の多職種カンファレンスの開き方」治療 南山堂 2015年

佐藤弘太郎
・「在宅における薬剤師の関わりの必要性」北海道病院薬剤師会誌 2014年,No.86
・「地域で支える在宅医療〜室蘭市医師会を通じた取り組み」北海道プライマリ・ケア研究会会報第33号
・「ひきこもり患者への訪問診療」Gノート 2015年,Vol.2-No.1

宮地純一郎
・「カンファレンスの医学教育的意義」治療 2015年,Vol.97 No.1:p14-18

加藤光樹
・「医療保険の仕組み「高額療養費制度」は医療機関側が患者に案内する」治療 2014年,4月増刊号

堀 哲也、安藤高志、草場鉄周
・「思い出のポートフォリオを紹介します 第1回 高齢者のケア ~多様な学びへとつながるPF作成とその評価~」総合診療のGノート 2014年,Vol.1-No.1:150-153

三島千明
・“A Report on the Junior Doctors Network (JDN) Meeting: The JDN’s Challenges and Future Prospects.” JMAJ 2014, Vol.57(2):104-106
・「グローバルに活躍する若手医師たち(後編) 地域と世界の医療をつなぐ」ドクタラーゼ 2014,Vol.12
著書・翻訳
草場鉄周(監訳)、宮地純一郎、加藤光樹
「Inner Consultation 内なる診療」カイ書林 2014年

福原俊一 編、草場鉄周
「超高齢化社会への挑戦 -プライマリ・ケアの果たす役割-」医療レジリエンス 医学書院 2015年

Cheryl Levitt・Linda Hilts 著 日本プライマリ・ケア連合学会・翻訳チーム:訳
松村真司、福井慶太郎、山田康介 監訳 安藤高志、榎原 剛、加藤光樹、草場鉄周、佐藤弘太郎、中川貴史、中村琢弥、成島仁人、八藤英典、平野嘉信、松井善典、松田 諭、宮地純一郎、村井紀太郎 翻訳

「家庭医療の質 診療所で使うツールブック Quality in family practice Book of Tools」カイ書林 2015年

中川貴史
「『発熱』、『せき、のど、はな』、『倦怠感』」新・総合診療医学(家庭医療学編)第2版 カイ書林 2014年

加藤光樹
「家庭医とチームワーク/リーダーシップ(診療所運営)」新・総合診療医学 (家庭医療学編)第2版 カイ書林 2014年
学術発表
佐藤弘太郎
「病前から療養先を在宅か施設か既決している患者と家族が存在する ―脳卒中患者の在宅療養の選択要因に関する質的研究―」 第5回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会(岡山)5月,2014年

神廣憲記、佐藤弘太郎、草場鉄周
「都市部診療所を継続受診する生活保護受給者の家族背景の特徴」 北海道プライマリケア研究会第61会学術大会(札幌)3月,2015年
講演講義





Tesshu Kusaba.
・「“Current Trend of Primary Care in Japan” 2014」日・韓・台 3カ国合同シンポジウム(ソウル、韓国)10月,2014

・「“Current Trend of Primary Care in Japan” 2014 Oriental Family Doctor Forum」
西湖国際プライマリ・ケアシンポジウム The 11th Annual Academic Conference of the Society of General Practice, Chinese Medical Association(杭州、中国)10月,2014年


草場鉄周
「家庭医療総論 The Ecology of Medical Care プライマリ・ケアの観点から」自治医科大学 講義(栃木)4月,2014年
「家庭医療 The Ecology of Medical Care プライマリ・ケアの観点から」京都大学医学部 G講義(京都)4月,2014年
「総合診療医のめざすもの」 青森総合診療学術フォーラム(青森)5月,2014年
「総合診療医のめざすもの」「北海道家庭医療学センターの挑戦」島根総合医・家庭医育成ネットワーク(島根)6月,2014年
「症例から読み解く家庭医療」長崎みなとメディカルセンター市民病院講演会(長崎)6月,2014年
「家庭医療のエッセンス」日本プライマリ・ケア連合学会春期セミナー(北海道)6月,2014年
「総合診療医と臨床研究」第2回會津藩校日新館「臨床研究デザイン塾」(福島)7月,2014年
「ビデオレビュー」日本プライマリ・ケア連合学会指導医講習会(東京)7月,2014年
「総合診療医のめざすもの」全国在宅診療所ネットワーク 全国の集いin岡山(岡山)9月,2014年
「家庭医療と家庭医の養成 –北海道での展開を踏まえて-」福知山市民病院 職員研修会(京都)1月,2014年
「在宅医療ネットワークに貢献する総合診療医」全国在宅療養支援診療所連絡会第2回全国大会(東京)2月,2014年

草場鉄周(企画責任者兼座長)
「国民からの期待に応えられる総合診療専門医の育成を目指して」日本プライマリ・ケア連合学会 学術大会(岡山)6月,2014年

加藤光樹、高栁宏史、草場鉄周(企画責任者)、葛西龍樹
「Inner Consultationから学ぶ“自己管理”を重視した医療面接技法」日本プライマリ・ケア連合学会 学術大会(岡山)6月,2014年

山田康介、中川貴史、松田 諭
「地域・コミュニティをケアする」ためのTipsを紡ぎだそう!~ケアカフェ~」第5回プライマリケア連合学会学術大会(岡山)5月,2014年

山田康介
日本プライマリ・ケア連合学会 指導医養成講習会(宮城)5月,2014年
日本プライマリ・ケア連合学会 指導医養成講習会(北海道)6月,2014年
シンポジスト「診療所が面白い」全国国民健康保険診療施設協議会 地域包括医療・ケア研修会(東京)1月,2015年

中川貴史
「つながる」―地域包括ケアを進めるために―」(地域包括ケア委員会企画)第5回プライマリケア連合学会学術大会(岡山)5月,2014年

松田 諭
「脳卒中のリハビリテーション~病院から在宅へ~診療所家庭医が携わるリハビリテーションアプローチの取り組み」第5回プライマリケア連合学会学術大会(岡山)5月,2014年
「多職種で奏でるプライマリ・ケア」「動機づけ面接法」日本プライマリ・ケア連合学会春季セミナー(北海道)6月,2014年

森 洋平、松田 諭、泉 京子、平野嘉信、森下真理子
「ライフスキルで人生を変える~夏の日の2014~」日本プライマリ・ケア連合学会 学生・研修医部会 第26回 学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナー(静岡)8月,2014年

濱井彩乃、松井善典、奥知久、里井義尚、高柳宏史、小澤廣記、島直子、三浦太郎、吉田伸、平野貴大、吉田真徳、山本愛、宮地純一郎
「初期研修医こそ夏期セミナーで学びたい! 〜情熱の夏Session〜」日本プライマリ・ケア連合学会 学生・研修医部会 第26回 学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナー(静岡)8月,2014年

宮地純一郎
「カリキュラム評価」 HANDS-FDF2014 第3回(北海道)9月,2014年

家研也、井階友貴、加藤光樹、佐藤健太、廣岡伸隆、神山佳之(以上講師)、岡田唯男(座長)
「プライマリケアってエビデンスはあるの?」日本プライマリ・ケア連合学会 第5回 学術大会 シンポジウム(岡山)5月,2014年

加藤光樹
「家庭医で本当に食っていけるの?」日本プライマリ・ケア連合学会 学生・研修医部会第26回 学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナー(静岡)8月,2014年

大木乃理子、加藤光樹、杉谷真季、高木暢、津田修司、中山明子、濱井彩乃、三浦太郎
「今年もやります!大好評御礼!「ようこそ!家庭医のアタマんなか!season3」」日本プライマリ・ケア連合学会 学生・研修医部会第26回 学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナー(静岡)8月,2014年

Roger Neighbour、吉田伸、高栁宏史、加藤光樹
「Inner Consultation ワークショップ(学習者向け)」日本プライマリ・ケア連合学会 専門医部会設立記念シンポジウム(東京)9月,2014年
「Inner Consultation ワークショップ(指導医向け)」日本プライマリ・ケア連合学会 専門医部会設立記念シンポジウム(東京)9月,2014年

岩間秀幸、加藤光樹、菅長麗依、増山由紀子
「先輩に聴く、自分らしいキャリアデザインの考え方」日本プライマリ・ケア連合学会 第10回若手医師のための家庭医療学冬期セミナー(東京)2月,2015年

加藤光樹(シンポジスト)
「2025年以降に求められる総合診療医の機能をみすえて~広汎なスペクトラムの中で私が目指すポジショニング~」(シンポジウム「私の目指す総合診療医 ~新しい総合診療専門医制度をみすえて、日本病院総合診療医学会および日本プライマリ・ケア連合学会合同企画~」)第10回日本病院総合診療医学会学術総会(福岡)3月,2015年

堀 哲也、大塚 貴博、永藤 瑞穂、名越 康晴、佐治 朝子
「病診連携ってなに? ~病院と診療所をつなぐ家庭医療専門医のチカラ~」日本プライマリ・ケア連合学会学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナー(静岡)8月,2014年



草場鉄周
「患者中心の医療連携について」北海道薬剤師会室蘭支部在宅支援シンポジウム(室蘭)5月,2014年
「医療と介護の連携を充実させるために」紋別地区 医療と介護の連携研修会(紋別)7月,2014年
「医療と介護の連携を充実させるために」看護地域別研修会(室蘭支部担当)8月,2014年
「医療と介護の連携を充実させるために」根室中標津地区 多職種協働による在宅医療推進研修会(北海道)11月,2014年
「医療と介護の連携を充実させるために」網走地区 医療・介護等連携推進フォーラム(北海道)11月,2014年
「在宅療養支援チームからの在宅歯科への期待」北海道在宅療養支援歯科医療研修会 1月,2015年

山田康介
Care Do 北海道(札幌)2014 10月,2014年(実行委員長としてイベント主催)
JA北海道厚生連 指導医養成講習会(北海道)10月,2014年

中川貴史
「家庭医療・地域医療」北海道大学医学部4年生講義(札幌)6月,2014年
「family medicine✕life skill」立命館中学1年生(寿都)7月,2014年
「寿都町の医療の現状」寿都コホート研究関連事業 住民対話ミーティング(寿都)9月,2014年
第3回 後志プライマリケア研究会(仁木町)9月,2014年(主催)
「地域で求められる連携をいかに構築していくか」後志連携の会(小樽)11月,2014年
「寿都町における地域コミュニティケアのノウハウ」地域医療研究会 ブラッシュアップセミナー(札幌)11月,2014年
「地域コミュニティケアの実践」プライマリケア連合学会北海道支部会 プライマリケアフォーラム(札幌)11月,2014年
「家庭医療・地域医療」後志管内技能士会研修会(寿都)3月,2015年
「この町で生きていくということ~ 一家庭医の立場から ~」とうやこケアネットワーク講演会(洞爺湖)3月,2015年

松田 諭、児玉あずさ
「在宅緩和ケア」 夜caféさかえまち(札幌)5月,2014年

松田 諭
高齢者住宅セミナーin札幌(札幌)5月,2014年
ちえのわ 街なかカフェ 札幌地下遊歩道(札幌)6月,2014年
「知っていますか感染対策」在宅療養支援協議会 8月,2014年
「家庭医療とは」札幌大通コワーキングスペース ドリノキ(札幌)9月,2014年
「私の生きる意味ってなんですか」夜caféさかえまち(札幌)10月,2014年
「子供のミカタ」丘珠幼稚園(札幌)10月,2014年
「発達障害とライフスキル教育」栄小学校(札幌)11月,2014年
さっぽろ在宅医療・栄養管理セミナー(札幌)2月,2015年
「いつまでも健康でいるための秘訣」栄西介護予防センター健康講座(札幌)2月,2015年
「認知症患者に対する薬剤師の役割」東区認知症連携の会(札幌)3月,2015年

佐藤弘太郎
「今、見直されている人付き合いと健康」本輪西町会婦人部健康講話(室蘭)9月,2014年
「家庭医療の現状と地域医療連携について」第2回北海道市立病院連携実務者ネットワーク研修会(室蘭)11月,2014年
「薬物乱用と健康」室蘭市立港北中学校 3年生特別授業(室蘭)12月,2014年
「困難事例と臨床倫理4分割表の使い方」西いぶり在宅ケア連絡会12月定例会(室蘭)12月,2014年
「ささえあう〜素敵な一生、はぐくむ人生」西いぶり在宅ケア連絡会・診療所を支える市民の会プレ大会(室蘭)1月,2015年
「健康第一は本当か?」室蘭総合福祉センター 健康フェア(室蘭)3月,2015年

松井善典、宮地純一郎
「看取り研修会」伊香の里,やすらぎの里 看取り研修会(長浜)7月,2014年

宮地純一郎、松井善典、宮地由佳
「滋賀県家庭医 百人一首 〜現場のエピソードから編むFD〜」日本プライマリ・ケア連合学会 滋賀県支部 Faculty Development研修会(長浜)2月,2015年

宮地純一郎、金森暢子
「探してみよう!地域で働く医療者が持つ『○●力』」NPO法人滋賀県医療人育成機構 宿泊研修(長浜)3月,2015年

加藤光樹、福井慶太郎
「家庭医の診察を見てみようー患者さんと目指すみち」ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト
ざっくばらん家庭医療ワークショップ in 長崎(長崎)11月,2014年

井村洋、町野亜古、一ノ瀬英史、加藤光樹、相良春樹、赤岩喬、西岡慧、金弘子、松本弥一郎
「私たちの歩む道」ジェネラリスト80大学行脚プロジェクト
総合診療、家庭医療、プライマリケア in 久留米〜私たちの歩む道〜(福岡)12月,2014年

加藤光樹
「オーソリティ -リーダーシップの資産-」飯塚病院開催 Residents as Teachers Workshop(福岡)3月,2015年

堀哲也、三島千明
「ようこそ!地域実習へ ~学びの効果を高める教育のエッセンス~」日本プライマリ・ケア連合学会北海道ブロック支部地方会(札幌)6月,2014年

堀哲也
「医薬連携の困難事例:家庭医の視点から」旭川青年薬剤師会主催 P-DASH(旭川)9月,2014年

取材記事・新聞等
草場鉄周
・NHK 「総合診療医 ドクターG」 7月,2014年
・月間地域医学 「北海道から、家庭医のモデルを全国へ」Vol.28. No.6 2014年
・「草場鉄周 ひとを診る 地域を診る」
・愛しのはんかくさい人物語(長谷川圭介著 エイチエス株式会社 2014年)
・医学会新聞「医学生のための勉強指南」 第3112号 2月,2015年
・朝日新聞 北海道版「けんこう処方箋」6月,2014年~(毎月連載)/第1回「町医者の存在 見つめ直すとき」/第2回「あなたも「じぶんだけの家庭医」を」/第3回「「家庭医=専門医」の時代に」/第4回「理想追う日々、ある日「これだ!」/第5回「家庭医研修、充実した4年間」/第6回「家庭医、海外では大きな地位」/第7回「急患、家庭医も役割果たせる」/第8回「終末期、家庭医ケアで安心」/第9回「医師だって家族や余暇も大切」/第10回「患者が少ないこと、喜ぶべき」
・m3.com「私の医歴書」6月,2014年~(毎週連載)/Vol.1「臨床講義聞いて、愕然とした」/Vol.2「講義代わりに「公式の裏勉強会」」/Vol.3「期待と不安を抱き、家庭医療へ」/Vol.4「室蘭と久瀬村で家庭医療の基礎を学ぶ」/Vol.5「捨石の覚悟」で北海道に残る」/Vol.6「卒後5年目、教育の苦労増す」/Vol.7「学習者を診断する」視点を養う」/Vol.8「二度の危機「最強の後ろ盾を失う」/Vol.9「37歳の若さで学術大会長務める」/Vol.10「“追い風”の今こそ、ふんどし締める」
・読売新聞北海道版「医療再生 第2部北海道の道標<7>「在宅医療 地域で分担」 7月,2014年
・北海民友新聞「ここまでできる在宅医療」7月,2014年
・北海道新聞「【これから先も安心して医療が受けられますか?】地域で働く医師育て」12月,2014年

山田康介
・十勝毎日新聞「スマホやテレビは…」6月,2014年
・十勝毎日新聞 「イクメン」9月,2014年
・十勝毎日新聞「母は強くない,だけど弱くもない」3月,2014年

中川貴史
・北海道新聞「地域医療 明日を見つめて インタビュー編 下「外に出て地域を元気に」8月,2014年
・室蘭民報「仲間つくり交流を」認知症予防アドバイス ケア講習会」3月,2015年

松田 諭
・なの花薬局広報誌 なたね「教えて!ドクター「主治医がいると、プラス10年長生きする?!」10月,2014年

佐藤弘太郎
・NHK イブニングニュース「在宅医療」9月,2014年

三島千明
・「オランダの家庭医のアイデンティティと家庭医を支える仕組み」週間医学界新聞 第3116号 2015年3月9日

研究費、補助金等資金獲得
研究抄録紹介
神廣憲記、佐藤弘太郎、草場鉄周
「都市部診療所を継続受診する生活保護受給者の家族背景の特徴」北海道プライマリケア研究会第61会学術大会(札幌)3月,2015年

【背景】
貧困は健康に大きな影響を与えることが国内外の調査で明らかになっている。また貧困には離婚や別居といった家族の問題が背景にあることが多い。生活保護率が全国2位の札幌市に位置するAクリニックは多くの生活保護受給者の診療に関わっており、生活保護受給者の家族背景の傾向を把握することは心理社会的なケアの提供のためには重要と考えた。

【目的】
都市部診療所を継続的に受診する生活保護受給者の配偶者の有無、同居者の有無の特徴を調査する。

【方法】
札幌市にあるAクリニックを平成24年1月1日〜10月31日の期間に継続的に受診した生活保護受給者全員を対象にカルテをもとに家族背景についてretrospectiveに調査した。本研究では期間中に3回以上受診した場合を継続的な受診として集計した。

【結果】
対象者は52人で、年齢は平均64歳、女性は78.8%であった。65歳未満女性(N=17)では離婚歴のある家庭は12/17(70.6%)で、65歳以上女性(N=24)では単身世帯は19/24(79.2%)でその約半数10/24(41.7%)は配偶者との死別後であった。

【考察】
札幌市の生活保護受給者の男女比(約2:3)と比較して女性に偏った集団である。これは本研究のサンプルサイズの問題や男性の医療機関へのアクセスの問題が考えられる。日本の累積離婚確率(約30%)、札幌市の65歳以上の単身世帯の割合(31.6%)と比較して、本研究の65歳未満女性の離婚歴や65歳以上女性の単身世帯の割合は2倍を超えており、これらは継続受診する生活保護受給者の家族背景の特徴であることが示唆された。離婚は子のメンタルヘルスに負の影響を与え、社会的孤立は健康状態を悪化させるという調査もあり、生活保護受給者の診療では、子のメンタルヘルスや患者の持つ社会的つながりを評価する視点を持つ必要があるかもしれない。

【結論】
都市部診療所を継続的に受診する生活保護受給者のうち、65歳未満の女性については離婚歴があること、65歳以上の女性については単身世帯であることが家族背景の特徴として挙げられる。



“Developing a scale to measure family dynamics related to long-term care, and testing that scale in a multicenter cross-sectional study.” T. Kusaba, K. Sato, Y. Matsui, S. Matsuda, T. Ando, K. Sakushima, T. Wakita, S. Fukuma and S. Fukuhara. BMC Family Practice 2014, 15:134

【Background】
As Japan’s population ages, more frail elderly people are cared for by members of their family. The dynamics within such families are difficult to study, in part because they are difficult to quantify. We developed a scale for assessing family dynamics related to long-term care. Here we report on the development of that scale, and we present the results of reliability testing and validation testing.

【Methods】
Two primary-care specialists drafted questions about family dynamics, and discussed them with other primary-care physicians and clinical researchers. The final questionnaire asked about four problems or undesirable situations: disengagement (emotional distance), scapegoating (inappropriate blame), transfer of problems across generations (transfer of unnecessary burden from older to younger generations, trans-generationally displaced revenge), and undesirable behavior (co-dependence). Next, at six general-medicine clinics, doctors evaluated families that had a caregiver and a patient requiring long-term care. The results were analyzed by factor analysis. Cronbach’s α was computed, and criterion-related validation tests were done with three types of criteria: relationship before caregiving, ability to do activities of daily living (ADL), and the duration of care.

【Results】
Results were obtained from 199 families. Among the caregivers, 79% were women and their mean age was 63 years. Among the patients, 71% were women and their mean age was 84 years. The results of factor analysis indicated that the scale was unidimensional. Cronbach’s α was 0.73. Not having a good relationship before caregiving was associated with significantly worse family dynamics scores, as was greater dependence regarding ADL.

【Conclusions】
We developed a scale that enables physicians to assess the dynamics of families with a patient and a family caregiver. The scale’s scores are reliable and the results of validation testing were generally good. This scale holds promise as a tool both for research and for primary-care practice.

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