若手医師のための家庭医療学冬期セミナーに参加します!

2月20日(土)~21日(日)に行われる『日本プライマリ・ケア連合学会 若手医師のための家庭医療学冬期セミナー』にて、当センター主催のワークショップが開催予定です!
皆さま奮ってご参加ください!

詳細・参加申し込みはこちら↓
http://www.primary-care.or.jp/seminar_w/20160220/gree.html

 

☆ワークショップ情報☆

冬季セミナー告知

◆2月20日(土) 13時~14時30分
 WS5『源家族 × 家庭医 × 現家族~I have a family, tooを考える』
 講師:佐藤弘太郎,上野暢一,安達記広

【内容】
患者家族を評価する時のゴールドスタンダードって何でしょうか。そんなものはない、と言いつつ臨床の場面で評価していませんか。
評価の軸は教育として得た知識によるかもしれませんが、個々人の生まれ育った源家族の影響も受けることでしょう。また関係性を扱う家庭医療において、二者関係の雛形ともなる親子関係について振り返ることは、避けては通れない自分を知る貴重な機会となるかもしれません。個人のもつ家族の概念は暗黙的で当たり前と考えていることが多く、結婚したり子どもができたりと家庭医自身のライフサイクルが進んだ際に、双方の両親との付き合い方、子育てをめぐる姿勢などと現家族をどうするか、に悩むことはないでしょうか。
本WSでは、安全な環境で、家族図を用いた源家族や現家族の見方や振り返り、それが及ぼす医師患者関係への影響、家庭医の身近にいる現家族という最小コミュニティのデザイン、Housekeepingにどう生かすかを考えていく予定です。

◆2月21日(日) 10時20分~11時50分
WS24『新しくなった患者中心の医療のモデルと実践をつなぐ』
 講師:宮地純一郎,今江章宏,島田啓志 他

【内容】
「患者中心の医療の方法(Patient Centered Medicine)」は2014年に第3版に改訂された際に大きくモデルが変わりました。新しいモデルでは、日常診療でdiseaseとillnessの二つを探求するのみではなく、患者の持つ健康観(health)についても探ることを臨床家に勧めています。家庭医が治癒がむずかしい症状や疾患も含めて、予防から終末期まで継続的に患者との関係性を育み対応する医師であるということを考えると、こうしたモデルの変化は全うなものなのですが、専攻医の皆さんの中には、具体的にどのように自分の診療に反映させたらよいのかを悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで昨年に続き、今年度も冬期セミナーではこの新しくなったPCCMのモデルについてのワークショップを提供することと致しました。2015年の冬期セミナーおよび筑波の学術大会という2回の企画での討論を踏まえて見えてきた部分も皆さんと共有しつつ、専攻医の皆さんや指導医の皆さんが、新しくなったPCCMをどのように日々の臨床や教育に落とし込むかをこのワークショップでは模索していきます!

また以下のワークショップ・講演にも、当センターのメンバーが講師として参加します!
◆2月20日(土) 13時~14時30分
 WS4『若手医師で20年後の医療を考える~保健医療2035~』
 参加者:三島千明

◆2月20日(土) 14時50分~16時20分
WS9『ごっつええ訪問看護指示書の書き方』
 参加者:荒 隆紀

◆2月20日(土) 16時40分~18時40分
全体講演 「新専門医制度について」
 参加者:草場鉄周

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