HCFM修了生の加藤先生の論文が受理されました

HCFM修了生の加藤先生の論文が受理されました。

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リンクのフリーアイコン4 (2)Kato K, Fukuda H. Comparative economic evaluation of home-based and hospital-based palliative care for terminal cancer patients. Geriatrics & Gerontology International 2017

加藤先生は福岡県小郡市のまどかファミリークリニックの院長で、現在もHCFMの専攻医やフェローの教育に協力くださっています。

研究は、病棟緩和ケアと在宅緩和ケアの費用差に関するものです。病院医療はより重症な方を扱うことが多く、在宅医療では医療費だけではなく介護費も含まれるため、これらの要因を調整した費用分析の報告は乏しい状況でした。この研究はその部分に光を当てたものになっています。

2025年問題を目前に、終末期医療のあり方や、医療費の高騰が着目されています。こうした現場発信の研究が、少しでも医療のあり方の検討のお役に立つことを願います。

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